ここは自分がTwitter内で呟いたメモを収めておく場所として新設致しました。
Javaの折りたたみスプリクトを使用しておりますのでお手数ですが◆から始める日付を
クリックしてログを開閉して下さいませ。現時点での中身は樺跡のみです。
なおTwitterでは140文字以内で発言しているため自分が見やすく編集してあります。
リハビリも兼ねてるので短文ばかりですが暇つぶしにでもどうぞ。
しゅるりと音を立てながら解いたネクタイに皺がつかないように器用に巻いてロッカーの中へ。
次いで大きな手でワイシャツの小さなボタンを外し、手早く着替える。
その一連の流れについ見惚れていた跡部はらしくない――と目を伏せ思考を巡らせた。
――ただ触れるだけでは物足りない。
不意に跡部は樺地への劣情を覚え、ただ撫でていた頭から手を下へと滑らせ、己の指の腹を首筋の感触を楽しむかのように触れてゆく。
その直後、ぴくりと樺地の体がゆれ跡部はほくそ笑む。
しかし――これ以上の触れ合いはさすがに無理だ。
これから部活が始まる、というのもあるがなによりここが部室だからだ。
ただの触れ合いならばここでも十分だが、確実にそれでは物足りなくなる。
仕方ない部活が終わるまで我慢するか。
いや、それとも次の休みの日にまとめて樺地を堪能しようか?
跡部の思考は部活ではなくただ樺地のことへのみ注がれることになる。
もっとも部活が始まればいつものようにキングとして君臨するのだが――。
上限の月よりも幾分かふっくらとしていた月が西の空に沈み込み空は静寂と暗闇が訪れる。
樺地は持っていた厚手で大きなタオルケットをいつも居るポジションではなく真後ろから跡部を抱き込んだ。
ちょうど跡部の耳あたりに樺地の口元が届くくらいに。
ただ静かに二人は空を見上げ続ける。その始まりの瞬間を見逃さぬように。
同時に跡部はうっすらと頬を赤く染め、胸の行動が高鳴っていた。
珍しく樺地が跡部の手を包み込むように包み込んでいるからだ。
たったそれだけの行動に跡部は幸せを噛み締めた。
一つ、二つ――。暗闇の中に小さな明かりが現れ始めた。
やがてそれらは次第に数を増やし、闇色の空を泳ぎ始めた。
放射状に描かれてゆく光の道筋を置き土産にして……。
声もなくただ流星群を見上げる樺地に、跡部は少しだけ寂しさを感じた。
けれど、その思いを察したかのように樺地は跡部の指を絡めとり握りしめた。
まるで離れませんから――と問いかけるかのように。
背中から伝わる樺地のぬくもりと、掌が感じるぬくもりに跡部は自然を顔をほころばせた。
赤や黄色に色づいていた街路樹の葉が落ち始め、冬支度を始めた晩秋の日曜日。
久しぶりに跡部は樺地の自宅へと慣れた道を歩いていた。
歩くたびにさくさくと心地良い音がなり、跡部は短い散歩も悪くない――と、しみじみ思う。
本来であれば今日は、跡部の家に朝から樺地が伺う予定だったのだ。
それが昨夜、樺地の祖母がぎっくり腰を起こしてしまい、知らせを受けた両親は急遽泊り込みで出かけてしまったのだ。
それも珍しく樺地と妹の二人を家に残したまま。
樺地だけならば家に呼びつければ良い。
しかし樺地の妹――ちぃ姫と呼んでる――はまだ小学校低学年ということもあって自宅でひとりきりにはさせられない。
だからこそ跡部は樺地の謝罪の言葉を遮って俺がそっちに行く――と即答したのだ。
なんだかんだとちぃ姫とは生まれた時からの付き合いだし、跡部自身にとっても実の妹のように可愛がってる。
今までは部活優先で忙しくあまりちぃ姫と遊ぶ時間が持てなかったが、今はもう部活を引退した身だ。
こんなたまの休みくらいちぃ姫のために時間を使うのも悪くない。
なにより跡部は日頃から上位の成績を修めているのだ。今更慌てて受験勉強に専念する必要は無い。
恋人と二人っきりで過ごすのもいいが、のんびりと三人で過ごすのも悪くないだろう。
ちょうど明日はいい夫婦の日と言うらしい。どうせなら居間で三人で川の字になって寝るのも面白いだろう。
今までにんまりとやや人の悪い笑みを浮かべていた跡部は、その笑みの種類を切り替えた。
身内だけに向ける穏やかで優しいものに。
そして手土産に選んだベルギー製のチョコが入った紙袋を持ち直し、再び優雅に歩き始めた。
大好きな二人のことを思いながら――。
つい先程までむくれていたはずの跡部は何かいいことを思いついたらしく、瞬時に満面の笑みへと切り替わった。
その笑みを湛えたまま跡部は樺地の名を呼びつける。
そして、いつものように近づいて来た樺地を力任せに引き寄せ、ベットの上に倒れこませた。
驚いたままただされるがままにじっと跡部に見入っていた樺地は突然驚きの声を上げ、顔を赤らめた。
跡部の綺麗な手が樺地のモノを包み込むよに触れ、指先がその先端を弄り始めたのだ。
樺地に馬乗りになったまま。そして逆の手で跡部はネクタイとボタンを外し始める。
樺地は跡部の一連の行為に驚き、なすがままだ。
体格の良い樺地にしてみれば力任せに跡部をどかすことは容易だ。
けれどそれを行動に移さないのは跡部への絶対的な信頼と己の力の強さを自覚しているに過ぎない。
だが、今は違う。
むしろ無防備すぎて触られている感触がダイレクトに樺地の脳を揺らし、体が否応なく反応し始めてしまう。
樺地はきつく目を閉じ、眉間には皺が表れ、唇は真一文字に結ばれる。
それに気を良くした跡部は樺地の唇を奪い、口腔内へと舌を進ませ更に樺地を高めてゆく。
心ゆくまで樺地の唇を味わった跡部は更に耳元で囁いた。
「俺様の体、もうすっかりお前仕様じゃねーか。第一無くたって出来るのはお前もしってんだろ?」と――。
この言葉に樺地はもう降参し、同時にソレを示すかのように跡部の腰を抱き寄せ、艶やかな唇にキスを送った。
ここ数日続いた暖かな日差しを受けて、庭の蝋梅がいつもより早く咲き始めた。
一日、一日と花の数は増え今ではすっかり満開になっている。
ゆったりとした時間の流れを感じながら樺地は冬独特の透き通る青い空と蝋梅の黄色いコントラストを飽きることく見続けていた。
ときおり膝で眠る跡部の髪をすきながら視線を少し動かせば濃い緑色の葉のなかに鮮やかに咲き誇る椿の花が見え、樺地の表情は自然とほころぶ。
小春日和とも言うべきこの日に好きな人と一緒に入られることに何よりも樺地は感謝した。
世界が静かに朝を迎えた冬の日、あまりの寒さに樺地は目が覚めてしまった。
ぶるりと身を震わせたあと、カーテンの隙間から漏れる光に誘われるように樺地は窓へと近づいた。
寒くないように毛布ですっぽりと自分の体を包み込んで。そして樺地は目を輝かせ、小さな驚きの声を上げた。
窓から見えた世界がキラキラと真っ白に光り輝いていたのだ。
日本に来て初めてみた雪景色に心惹かれた樺地はもっと近くで見てみたい、と思い始めた。
まだ日が登り始めた時間帯のせいか足あと一つない庭に樺地の子供心が刺激されからだ。
急いで身支度を整えた樺地はそっと玄関の扉を開け、庭へと出向いた瞬間感嘆の声をあげた。
窓から庭だけを見ていた樺地は外に出て初めて今日の空を見上げたのだ。
イギリスよりも済んだ青い空に心奪われ、そして光り輝く白い世界の綺麗さにただただ感動したのだ。
ふと視線を動かせば庭先の片隅でひっそりと咲く椿の花が見えた。
他の椿よりも赤く、色鮮やかに咲くそれは樺地の視線をあっさりと奪い、そして惹きつけた。
自然と椿に誘われるように樺地はその木の下に座り込み、色彩のコントラストを楽しみ始めた。
青い空、赤い椿、深い緑色の葉。そしてそれら全てと共にある白い雪。そのどれもが樺地の好きな色だ。
だからこそ時間を忘れ、ただ見つめ続けた。
その調和を崩さぬよう息も潜め、じっとしながら。
好きな色と眩しい光の世界に居られることに幸せを見出しながら――。
やがて――はらりと一枚の花びらが樺地の掌の上に落ちてきた。
まるで椿から愛でてくれるお礼よ、と言わんばかりに。
さらに一枚。もう一枚と落ちてきて樺地は驚く。
けれどすぐに子供らしい満面の笑みをたたえながら掌に降ってきた花びらを落とさないように両手で大切に包み込んだ。
幼い頃、跡部は雪の日が嫌で仕方なかった。――今日、久しぶりに両親と会えるはずだった夕方。
執事から大雪の影響で飛行機が飛ばず、今日中に帰宅するのは難しいかもしれない、と伝えられた。
いつもなら樺地と敷地内を駆けまわり、疲れたら暖炉の前に座って本を読んだり話をしながら遊んでた。
けれど樺地は両親とともに出かける日だと前々から言っていた日でもあったのだ。
そんな日だったからか余計に寂しさを感じずにはいられなかった。
使用人達も急遽増えた除雪作業に人員をさいたせいか城の中には人の気配がなく、屋敷自体がどこかひんやりした感じで。
気が付けば膝を抱えるようにして暖炉の脇にいた。
ぎゅぅっと力いっぱい自分の掌を握りしめて我慢してた。寂しいと言うのは簡単だ。
でも子供ながらにその言葉を飲み込んでただひさすら我慢し続けてた。
我慢すれば両親が早く帰って来てくれるような気がしたから。
――雪の日、樺地と一緒ならば寂しい思いをしたことはない。
冷たい雪を触ったり雪だるまを作ったりと大忙しだからだ。だが今日樺地は居ない。
両親に会えないことはもちろん寂しい。でもそれ以上に樺地に会えないほうが辛くて仕方ない気がした。
昨日、樺地から聞いた。用事が終わったら遊びに連れ来て貰えるから、と。
両親と樺地と――どちらも跡部にとって大切な人を待ちわびる時間はやけに長く感じ目頭が熱くなる。
泣くな、と自分に言い聞かせ跡部はただ外を見続け始めた。
正門がよく見える暖炉のある部屋で大好きな人たちのことを思い浮かべながら。
雪のせいで外からの音はなにも聞こえず忘れかけた時に暖炉の火が大きく爆ぜた。
聞きなれた音にも関わらず驚いた跡部は暖炉のほうへと目を向けて更に驚いた。
白い扉がゆっくりと開いたあと、白くもこもこした衣装に身を包んだ樺地が現れたのだ。ひょっこりと体の半分を隠したまま。
その直後、嬉しそうに笑った樺地は跡部の名を呼びながら抱きついてきた。
そしてお泊りの用意してたら遅くなっちゃった、とたどたどしい言葉で跡部に告げた。
同時にごめんなさい、怒ってる? と首をかしげながら問う樺地を見て跡部は一緒に寝るなら許してやる! と樺地を抱きしめ返す。
力いっぱいうん! と答えた樺地を見て跡部は嬉しくなった。
ついさっきまで寂しくて仕方なかった心がほわほわと温かくなった気がしてこんな雪の日なら嫌いじゃないな、と心の中で呟いた。
――その夜。めいいっぱい遊び疲れた二人はキングサイズのベットのど真ん中で寄り添うように眠りについた。
日付が変わる直前に帰宅した両親はすぐさま息子の部屋を覗き見て笑みを浮かべた。
白ウサギのきぐるみパジャマを着た跡部と、白熊のきぐるみパジャマを着た樺地の二人が仲良く一緒に寝ているのだ。
それも互いの手を離さぬようにしっかりと握りしめたまま。
愛しそうに子供らの頭を撫で、写真を撮った後それぞれのアルバムに飾られた。 同じ時を過ごした記念として今もなお――
――酷く心が緩む春。
跡部は降り積もる花びらを見上げながら湧き上がる感情を必死に抑えこもうとしていた。
子供の頃古城で見た桜とは違う日本の桜に心が揺れたのかもしれない。
しかし、それ以上に衝動が抑えられないのだ。春の陽気に浮かれたのとは違う感情が跡部の心をざわめかせる。
跡部にとって樺地に触れることも、口付けることも簡単だった。
幼馴染としての付き合いがいつもそうであったから。
けれど今はどうだ? 別の熱を帯びた何かが更に先を求めて止まない。
――聡い跡部は否が応にも気がつかされてしまった。
……その感情が劣情だということに。
空へ突き上げていた右手で顔を覆い隠す。
英国育ちの跡部にとって同性同士の恋愛に偏見はない。
だがその対象が樺地だということが問題なのだ。
今までしてきたスキンシップよりも先へ進みたくて仕方がない感情と、樺地のことを思えばこそ踏みとどまろうとする理性がせめぎ合う。
それは思った以上に跡部に困惑と疲労を蓄積させ心を澱ませた。
なによりこの想いが樺地にバレたとき今までのような関係で居られるか分からない。
幼少の頃より『跡部』を背負う身として育ってきた。
だからこそ感情よりも理性を優先させる大切さも知っている。
……樺地だけは違うのだ。
失うことを考えるだけで身震いする。
テニスが出来なくなる以上に怖いとさえ思ってしまう。
逆に言えば己を踏み止まらせる唯一の手段であり希望だ。
どんなに心の奥底に感情を押し込めたとしても跡部に関しては本人以上に聡い樺地に隠しきれるか分からない。
でも――やるしか無いのだ。
失うこととより希望する未来とは違うが共に歩める未来は天秤にかけるまでもないから。
樺地が居てくれたことにどれだけ救われたか、跡部自身が誰よりも理解しているからこそ――譲れない。
樺地を傷つける奴は己すら許さない、と強く、強く心臓の上で拳を握りしめた。
こちらはチャット中に投下したメモsssたちを収めておく場所となっています。
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クリックしてログを開閉して下さいませ。現時点では樺跡のみです。
※印がついているものは一応R18を付けさせて頂きますので自己判断でどうぞ。
樺地はふわふわとした浮遊感を感じながらゆっくりと目を覚ました。
いつもなら寒さで目が覚めるのにおかしい――と思った樺地はぬくいと感じていた熱源を発見しへにゃりと笑った。
右隣で寝ている跡部を見つけ、樺地はそっと近づき寝てる姿に魅入った。
起きているときの跡部は太陽みたいにキラキラと眩しいけれど、寝てる姿はお月様みたいにどこか優しいキラキラになって綺麗だと樺地は思う。
じっと見つめたまま、樺地は跡部を起こさぬように体の向きを変え、跡部に近づいてみた。
そっと跡部の手に触れてみればその温かさに安心した。
「……んっ。む、ねひろ?」
まだ眠たげな声を出しながら、跡部は樺地の体をぎゅむりと抱きしめた。どうやら跡部はまだ寒いらしい。
「けい、ごくん……。まだ、ねる、の?」
たどたどしく言葉を紡げば「ん、まだ寝る」と答えが返された。
すっかり目が覚めてしまった樺地はどうしようかな? と考えながら跡部がしてくれるように樺地も跡部を抱きしめ返した。
おでこがくっつくくらいのすごい近い距離で。
――それ以来、人肌の温もりが気持ちよくて泊まりに来るたびに一緒に寝るようになったのは言うまでもない。
溶けた氷がからん――と音を立てた。
それに気が付いた樺地は跡部への愛撫を続けながらアイスペールから一欠片の氷を取り出し、跡部の肌へと落とす。
とたんに跡部は体を震わせ、きついまなざしを樺地へと送った。まるでいいところだったのに――と怒るかのように。
樺地は濃厚な口付けを跡部に贈り、跡部はきつい眼差しをゆるませソレを受け取った。
謝罪の言葉は要らない。代わりに喜ばせろ――そう樺地は跡部の視線から読み取ったからだ。
一瞬だけ互いの視線が重なりあったあと、樺地の大きな掌がまたまんべんなく跡部を刺激し始めれば、甘い吐息が漏れ始める。
高ぶり始めたソレを手で包み込みながら扱けば跡部は快楽の波に溺れぬように、と首を横に振る。
左耳に舌を這わせ、樺地は跡部の名を呼んだ。――掠れたままのひどく甘い声で。
求められている――という実感がより跡部を淫らに酔わせてゆく。
なにより幾度と無く体を繋げてきたのだ。すでにこれ以上慣らさなくとも樺地を欲して止まないのだ。
跡部が掠れたままの声で樺地の名を呼べば、意を汲んだのか猛りきったものをあてがい――貫く。
刹那に感じた痛みはすぐに快楽の元となり、跡部は更に深く樺地を求めようと無意識に後ろを動かす。
掠れた、けれど跡部よりも低いうめき声が聞こえ跡部は快楽の波に揺られながらほくそ笑んだ。